ステップアップクラスでは毎期最初にピンホールカメラ作りをします。
ボディーキャップに穴を開けて、そこに針で穴を開けた黒いアルミ箔に貼り付けて完成!
一眼レフを使うと、とっても簡単に作れます。
で、ちょっと改造したピンホール用ボディキャップを作ってみました↓
一番右が標準的なもの、左の二つはそこからもっと広角になるよう改造したもの。
フィルムケースのキャップと筒を利用して嵩上げしました。
教室に通われている方には復習になりますが、
ボディーキャップピンホールの場合、その焦点距離はフランジバック
(マウント面からフィルム面までの距離)になります。
多くの一眼レフは44~46mmくらいなので、焦点距離も44~46mmになります。
(※フォーサーズは38.7mm、マイクロフォーサーズは19.3mm)。
しかし、APSサイズのデジタル一眼レフの場合、画角が1.5~1.6倍の焦点距離(約70mm)、
オリンパスなどのフォーサーズの場合、2倍の焦点距離(約77mm)になってしまうので、
結構な望遠レンズになってしまいます。
そこで、焦点距離を短くしよう=穴の位置をフィルム面に近づけよう!というわけです。
ただし、一眼レフの宿命的な弱点でミラーが干渉するので、あまり広角にできませんでしたね。
で、さっそく撮ってみました(^_^)y
ずいぶんとひろく写せるようになりましたね。一番左がちょうど35mm換算で50mmくらいです。